リビアの真実

リビア民主化に伴い、カダフィが殺害されたってニュースが流れているんだが、これを額面通りに受けっとってはいけません。

まずはじめにどれだけ自分たちがリビアを知っているかという事を知らなければならない。ま、ほとんどの人が知らないってのは間違いないんだがw

みんな、独裁者カダフィが死にましたっていわれたら、はい、そうですか、独裁者がしんで良かったですねって感じだろう。自国民に空爆を行なうような人物だったんだから、死んでしかるべきだ、ってな人もいるかもしれん。しかし、NATOや国連が絡んでる時点で、本当にカダフィが、自国民に対して空爆をなうような人物なのか、は疑うべきですな。こいつらには、前科がたくさんある。直近でいえば、イラク戦争がそうです。早い話が石油が欲しかったんでしょってことなんだがw

戦術核開発廃止を表明して、息子をセリエaに送り込むような人物が、西側諸国にとって脅威であるはずがなく、反政府勢力にこいつらが加担したのは、油取得と兵器消費 for 軍需産業ってのが相場ですな。

ま、カダフィ中央銀行を認めなかったってのもあるんだろうが。しかし、民衆運動って報道はなんとかならんのだろうか。つーか、アメリカじゃねえんだから、初めから政府転覆できるような武器持ってる一般市民なんているはずねえだろw

結局、イラクリビアと西側の思う通りにしてきたわけだが、こいつら最近妙に急いでいる気がする。まさか、2012になんかやる気でいるんじゃないだろうか、黙示録的なw

後、カダフィが国民にとってどんな人物だったのかってのは、カダフィがきれいに整備された国道を大した護衛もつけず走り回っている動画を観ればだいたいわかると思う。どっかの国みたいに、パレードの最中撃ち殺されるなんて心配まったくいりませんってのがわかって、どっちが民主主義なんだって感じで超受けますw

イラクリビア、共通しているのが、一応ビン・ラディンアルカイダも含めると、どれもまともな裁判を経ず指導者が殺されたってとこ(カダフィはまだわからんが)で、これにはむろん裏があるのは間違いない。言われたら困る事があるてきな。この辺はフランス市民革命のときからなんも変わらんわけです、ネオコンの奴らはね。