バルセロナ×アルサード

遅ればせながら選評を。

アルサードのサッカーは、まさしくクソだった。というか、バルサエスペランスの方が全然見たかった。
エスペランス戦のニアンとケイタ頼みサッカーに初めから違和感を感じてたんだが、はっきりいって最悪過ぎる。エスペランスは、100回やって1回負けるかどうかの試合に負けてしまったんだな、と確信しました。エスペランスのソリッドなサッカーが、バルサにどこまで通じるか見たかったんだが、ほんと残念。

しかし、アルサードがアジアの代表なんて、アジアサッカー界にとっては悪夢です。
にわかが、こんなサッカーしててもアルサードはアジアの代表なんだから、Jリーグはこいつらより弱いとか言っておりますが、そんな事はありえませんからw
※まあ、Jリーグが面白くない事には賛同しますがw
 だけど、浦和戦の時からしか見てないけど、柏のサッカーはなかなか魅力的でしたよ
 一時期のセレッソを思い出しました。

こんなチームが優勝できるなんて、ACL自体がおかしいからなんですよ。
そもそもACLの決勝トーナメント1回戦が、一発勝負である事が大問題なんですよね。クソ審判が多いACLでは、日本チームが普段では負けないチームに負ける可能性が非常に高い。アルサードが真後ろから、凄い勢いでイニエスタ削りに言ったのを見てわかる通り、あんな事はACLでは日常茶飯事です。むしろ、全世界で放送されているという事を考えれば、バルサ戦は全然ましな部類でした。ACLでは、韓国や中東のチームが、即レッドと見なしていいラフプレーをしても、一切カードは出ない。特に、後ろから足を狙ったスライディングに異常に甘い。だから、日韓戦で、韓国はバックからスライディングを平気で仕掛けてくるのです。ちなみに、日本代表やJリーグのチームは、そんな事をしたら、選手生命に関わる事はわかっているから、不可抗力以外の場面ではあまりそんな事はしません。※外国人はこの限りではありません

さらに、決勝トーナメント1回戦は、東西で別れているので、同じ国同士でつぶし合う可能性が非常に高い。今年、ガンバとセレッソが潰し合った事からも、これは自明の事です。まあ、これは中東、特にカタールのごり押しである事は間違いありません。東アジアのチームに挑むより、西アジアのチームと戦った方が、そりゃ勝つ勝率は高い。ベスト8まで行けば、4つは中東になるわけで、その分、優勝できる確率が非常に上がりますからね。

FIFAには、是非ACLに是正勧告して欲しいところですが、カタール・マネーのせいか、一向に乗り出そうとしてはきません。日本が、ACLで実験を握っていない以上、頼りないこいつらに期待するしかないんですがね。というか、こんなレギュレーションで、サッカー人気が増えるとでも思っているんですかね。日本や韓国が勝ち続ける状態がまずいと思っているのかもしれんが、アジアでもブラジル・アルゼンチンに値するチームが必要とはなぜ思わんのか。憎い程強いチームがあった方が、全体的には必ず盛り上がるんだから、それを是非頭に入れて貰いたいもんです。その前に、面白いサッカーを見せようとして欲しい。

それにしてもアルサード。
5バックで、ニアンとケイタ並べてなんとかなるんであれば、モウリーニョがすでにやってますわ。C・ロナウドベンゼマあたり2TOPに並べて、5バックを使う事により勝つ可能性が上がるんであればね。とにかく、2−0になった時点でも、永遠に5バック、というか7バック? を敷き続けた意味がわからない。

確かに、ニアンとケイタは、能力的には素晴らしいんだろうが、アジアのチームにいる事によって、確実にモチベーションが変なベクトルにいっているようです。2-0、つーか1-0の時点で、鬼プレス掛けにいかないとは、言語道断。後、中東特有の諦めの早さと、試合が決まった後のラフプレーは、正直呆れを通り越して不快を感じた。アルサードは、終始低調・低モチベーションなプレーをして、アジアの恥を世界にさらしたわけで、さらにこれだけつまらん試合を全世界で披露して、どう責任を取るつもりなのだろうか。

ACLは、アジアのサッカーを本気で発展させたいというのであれば、このような馬鹿げたチームが勝ち上がらないように、審判の選出方法、レギュレーションを根本的に見直すべきだ。